主に不飽和脂肪酸であるリノール酸とオレイン酸で構成されており、リノール酸は細胞膜を作る材料。
体内で合成することが出来ない必須脂肪酸の為食品から摂取しなければなりません。
リノール酸は血中の悪玉コレステロールを溶解し排出するするといわれており、オレイン酸は、善玉コレステロールを減らさずに、悪玉コレステロールを減らし
たり、大腸で便の滑りをよくしたりする便秘予防の作用があります。
ごまには約10%の食物繊維が含まれていて便秘予防にも効果的。食物繊維には水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」がありますがごまに多く含
まれているのは「不溶性食物繊維」。水に溶けず、腸内で水分を吸ってふくらみ、それによって腸を刺激して排便を促す働きがあります。
野菜やキノコ、海藻などの食物繊維の多い食品を組み合わせると更に効果がアップします。
食物繊維はコレステロールの排出を促す働きもあるので、同じようなコレステロール低下作用のある「サポニン」や「レシチン」を含む大豆や大豆製品とごまを上手に組み合
わせることでコレステロールのコントロールに役立ちます。