【目の模様】 |
中心から放射状に、直線の溝(目)が刻んであるものがほとんどで、中には曲線の溝も存在する。
直線溝と曲線溝の違いは上臼と下臼の溝の交差角が回転中常に変角か等角になるかである。溝の交差様相とともに原料の搬出速度・粉砕速度・剪断力に関係してくる。
また主溝を中心からずらして(偏心)刻んだものもある【切線主溝型】。
副溝間隔及び、笹目、副々溝の刻み方向は粉質により決まる。
溝(目)がないもの【目なし臼】もあり、また途中まで溝を刻んで外周縁部を溝なしにするもの【抹茶臼】もある。
溝(主溝、副溝)を外周まで刻むか、または途中で止め縁部を平滑臼面にするかは、原料の性質(穀物、食物繊維等)により決まる。
碾臼の製作ポイントを参照。
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平滑周縁型
(抹茶臼) |
刻み周縁型
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切線主溝型
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曲線型
(祖谷臼) |
放射型
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こぼれ目型
副溝の短い部分で、
石の欠落がで易いのを
避けるための工夫 |
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目なし臼 |
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